COPPI (1960’s~1970’s)のオーバーホール①

こちら福岡はこの週末、本当に暖かかったです。
25度以上あったみたいです。11月でこの気温。。
蚊もいますし^^;;
明らかに気候は変化していますね。。

そんな週末、
いつもお世話になっている栃木県のS様より
お土産を頂戴いたしました(^^)

栃木県「はりまや」のアップルクーヘンです♪

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テレビでも紹介されたということで、
期待が高まります♪
apple-kuchen-3

りんごが丸ごと入ってます(o_o)。フジだそうです。
apple-kuchen-4

バームクーヘンは味が濃いのが多いのですが、
これはさっぱりしていて美味しい♪
りんごの味付けも薄くりんごの美味しさが楽しめます(^^)

家族で美味しくいただきました!
遠いところお送りくださり本当にありがとうございました(^^)

S様のバイクの仕上がりを大変楽しみにしております(^^;;

 

 

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こんにちは。Anton Bicycleでございます。

今日は、
今作業を進めておりますCOPPIの作業模様を。

フレームカラーはシルバー
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Top tube : 530 mm(c-c)
Seat tube : 500 mm(c-c)/515 mm(c-t)

いまバーテープは赤コットンが巻いてありますが、
レザーなども似合いますね。

COPPIの文字にあわせてブルー?
秋はオレンジ?
冬はホワイト?ブラック?
春は黄色?グリーン?

ケーブルの色もいろいろ。。。

ベーシックなフレームカラーはいろいろと遊べますね♪

 

 

それでは、、

まずはいつものようにパーツをすべて取り外し。
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フレームは使用に伴う傷はありますが、
ヘッドチューブ含め、パイプ内部にひどい錆もなく
なかなかのコンディション。
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COPPIのエンド♪
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サイズ50の刻印。

水貼りデカールは劣化進行中。。。
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ただいま版下を作成しております。これはまた後日。。

 

 

ヘッドパーツとBBからメンテナンス開始。
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シャフトをチェック
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磨きます
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ヘッドパーツも洗浄して組み込み準備完了。
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次にディレイラー
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Simplex Prestige(1965?~)

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汚れもすごいですが、このメカの鬼門。
樹脂の劣化が。。。特にフロント。。
たぶんこれはだめかな。。

とりあえずはきれいにしますが、
スペアを探して手配しておきましょう。。

バラして洗浄準備です。
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クランクの油汚れもなかなかですね^^;;
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この経年の油汚れをこのまま残すのもアジ
という考えもあります?、が。。

今回はきれいにします(^^;;

 

ディレイラー、クランクのOHは次回に続く。。

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今日はこの辺で^^

 

 

 

 

 

Fiorelli COPPI オーバーホール終了♪

GWも終わりましたね。

我が家は仕事や用事、途中奥さまが寝込んだりで、
とくに遠出もせず、子供たちにはあまり楽しくなかった
GWだったかもしれません。。(;_;)

近くの公園にサイクリングに行ったくらいです。

落ち着いたらチカッパ遊ぶから!
(チカッパ=博多弁で「ものすごく」の意)

みなさまGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

またまたしばらくぶりでございます。。

COPPI仕上がりましたので詳細を。。

Facebookで少しずつアップしておりましたが、
パーツ類は全てオーバーホール済みです。

写真を一部

この時代の刻印入りヘッドパーツはすごく好きです。

各パーツ、サビも少なくてよかったです。
1960年代と考えると半世紀前。
すばらしいですね。これからも残していきたいモノです。

このカラーはLegnanoグリーンとほぼ同じカラー。
Legnanoといえばこのグリーンに赤いバーテープが定番ですね。

それだと、、、
なのでバーテープは落ち着いた雰囲気になるよう
ブラウンにしてみました。

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派手すぎず良い雰囲気に仕上がったと思います♪

写真を複数撮りました。
商品ページにアップ致しますのでご覧下さいませ。

サイズが合えば、これまた乗りたい車両でもあります^^;;

それでは今日はこの辺で。。

Fiorelli Coppiのオーバーホール開始

ここ福岡では桜も散り、
昼間はぽかぽか陽気になっております♪

しかし朝晩はまだ冷え込みがあるので、
風邪など注意ですね。

最近はまったく行けていないのですが、
魚釣りを子供の頃からやっておりまして、
友人たちの釣果にも春が来ているようです♪

昨年シーカヤックを手放したのですが、、、
最近また欲しくなってきてしまいました^^;;
子供も乗りたいと言っているのでタンデムかなぁ。。

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

ここのところBlog更新さぼっております。。
Facebookにさっと写真をupするのが便利なので、
そちらで済ませてしまっております(反省)。。

ということで、
今日はこちらの車両。

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FIORELLI COPPI
部屋の隅にずいぶん長いこと眠らせておりました(汗)
1960年代後半のビンテージ感満載の車両です。
もちろん乗れます^^

コッピというと、
Fausto Coppi ファウストコッピ選手が
すぐに頭に浮かぶかと思われます。

40~50年代の数々の偉業。。

すごいですね。。

今もFausto Coppiブランドのバイクもありますが、
なんだかパッとしないですね。。

今回の車両はそのFausto coppi製
ではなく、FIORELLI製です。
()

FIORELLIは、1932年イタリアのノーヴィリーグレにて
Rinaldo , Mario , Lino のFiorelli兄弟がはじめたレースバイクブランド。
数々のチームのバイクを製作したそうです。

1950年代のチーム名:選手
Fiorelli:Ferdy Kubler , Ruiz , Miguel Poblet
Gazzola:Gaul , Alessandro Fantini
Filotex:Bitossi
Zonca:Gianni Motta , Pierino Gavazzi
Carpano-Coppi:Coppi
Germanvox-Wega・・・・
などなど。

Gianni Mottaもいますね♪そしてCoppiも。

1950年代後半、レースでFiorelliを使用していたCoppiは、
Fiorelli製バイクでCoppiブランドを立ち上げます。

ところがその直後の1960年、
Coppiが突然亡くなってしまいました。

そこでFiorelliはCoppiブランドを買い上げ、
60年代後半までCoppiブランドのバイクを作り続けます。
バイクに飾られるロゴはゴシック体でCOPPI。

70年代に入ると(60年代末期~)、ロゴはFausto Coppiに変更され、
書体はイタリック体となります。
この辺の車両はあまり見かけない気がしますが気のせい???

そして1988年「Coppiブランド」売却。
完全に他人のものとなり、現在のFausto Coppiへとつながります。。
ぱっとしないのもうなずける気がしますね・・・

選手は偉大だけど、ブランドはいまいち。
なんだかもったいないですね。。

さて、
今回の車両は60年代後半のFiorelli製COPPI

クランクにもFiorelliの打刻
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ヘッドパーツにはCoppi
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ラグの雰囲気がたまらないですね
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カラーはあのLegnanoグリーンそっくりです^^
当然赤のバーテープも似合うでしょう。
が、ここはシックなカラーもいいのでは?♪

やっとこさオーバーホール開始しました♪
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fiorelli-coppi-green-oh1-004
fiorelli-coppi-green-oh1-002

パーツの状態もよさそうなので、
きっちり仕上がると思います。
貴重な車両ですからきっちやらないと。。

それでは、今日はこの辺で。