デカールのことや、Rossin Recordご納車整備の続き…

ここのところ
デカールへのお問い合わせが続いておりまして、
海外からのお問い合わせも多くなっています。

 

ebayなんかでも売っているのですが、
そこにはないものをワンオフで製作してくれないか。。
というお問い合わせです。

データ作成は基本的に、
車両現物からトレーシングしたり、
パイプ曲面に貼られたデカールの写真を
円弧に沿って角度を変えながら撮影し、
それを元にデータ作成していきます。

 

海外のお客さまにも同様のことを行って頂くのですが、
意図するようなお写真でないことも多く。。^^;;

 

デカールの詳細ですが、
厚さ15ミクロンの透明シートに印刷をし、
その上から同じ15ミクロンの透明シートにてラミネートしています。

色の再現によってはこの2枚構成(30ミクロン)ではなく、
3枚構成(45ミクロン)になる場合もあります。

 

デカールには転写シートが貼ってあり、
フレームに貼った後に転写シートだけをはがせば
デカールだけが残ります。

 

水貼りデカールの作成もできますが、
もっと薄い他の良い素材や手法がないか、
企業様のご協力も得ながらいろいろと試験中です♪

 

 

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こんにちは、Anton Bicycleです。

 

それではRossin Recordの続きを。

 

 

ヘッドパーツの続きから。


ダメージの多いボールレース。

 

研削して磨きます。

これでハンドルを切った際の
カクカク感はもなくなり、スムーズに動作しますね♪

 

次にBB。
こちらは特に問題もなく、

 

フレームに組み込み、クランクも取り付け。

 

 

次にハブ。

グリスが汚れています。
洗浄して。。

 


直レバーなどと呼ばれますね^^

 

 

そしてこちらリアの球押し。。

しっかり跡がついています。

これも研削して整えます。

すっきりしましたね^^

 

球押し調整も行って、ホイルも完了です。

 

あとはタイヤ貼り、ケーブル引き回して完了~

 

ケーブルの色はただいまお客さまへお尋ね中です。
何色をご選択されますでしょうか♪

 


Rossin Recordはほぼ完了です。

最近は「ほぼほぼ」なんて言いますね笑

 

 

さて次は、marco Marastoni

そして、Colnago Mexico

 

作業は果てしなく続く。。。

大変お待たせしております(>_<)

 

今日はこの辺で。。

 

 

 


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