Palettiを少しご紹介です^^

年始からのご納車ラッシュも少し落ち着き、
ホッとしております。(。-_-。)

ここで、、
大変ありがたく思っていることがございまして。。

整備が長引いて、ご納車が遅れているにもかかわらず、
お客さまからはお叱りのお言葉を一切受けることもなく、

しっかり見てやってね!

とのお言葉を。(T_T)

整備をしていますと、
ついつい細かいところまで手が伸びてしまいまして。。

本当にありがとうございます。
皆様に助けられております。
m(._.)m

 

整備内容と時間のかけ方。

うまく進めないといけませんね(。-_-。)

 

 

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ご納車ラッシュが落ち着きをみせつつありますが、、

今度は入荷が続いておりまして、
またバタバタとしております。(自業自得)

そのうちの1台、Plalettiのご紹介を少ししてみようと思います^^

お写真はこちらにたくさんごさいます。

Facebookでもお伝えしましたが、
♥マークはDe Rosa
♣はCOLNAGO
♠︎はCOLNER
そして♦︎がこのPalettiです^^

Luciano Paletti(1947〜)により1971年にモデナに誕生。
フェラーリやマラネロの直ぐ近くとのこと^^

イタリアではメジャーな老舗ブランドです。
デローザやマラストーニとも深い繋がりがあったようです。

特に友人でもあったマラストーニ氏とは
かなり深い繋がりがあったと想像できます。
これは後述しますね(^.^)

Palettiは当店では2台目になります。
もともと数も少なく、
なかなかよい状態のものにもめぐり会えませんでした。

が、今回はコンディション抜群の車両を入手できました( ◠‿◠ )

新たな仕入れルート(もちろんイタリア)からの入荷。
当店は70年代のシックなイメージのものが多いので、
今回のチョイスは???というお言葉もございました^^;;

この新ルートは80年代に強いですね。
よいものがありましたら、また仕入れてみようと思います。
いつものように小さなサイズがなかなかないですが。。

 

Palettiもいろいろな作り込みがありまして、
この車両にもしっかりとその部分があります。


インナーワイヤーがありませんね(@_@)


レバーはカンパではなくPalettiオリジナルで、
ワイヤーがパイプ内部に内蔵されるような仕組みになっております。

このように、

レバー下部からすぐにパイプに入るようなものではなく、
レバーの部分で既にパイプ内にワイヤーが入っています。

仕組みはまたオーバーホールの時にでもご紹介しましょう^^

ワイヤーが内部を通ると、


このように出てくるわけで、

幸運の四葉のクローバー!

そう言えば、年始にアップした四葉のクローバーの刻印もの。

数名の方からメッセージ頂きましたが、

正解した方はお一人でした^^
これがお分かりだとこのブランドの本物のマニアですね♪

話が逸れました。。

リアもしっかりパイプ内を通ってきております。

ワイヤーがないと見た目もスッキリ、良いですね〜

でも、
ワイヤー交換にはBBを外さないとできない、
という点があったり^^;;


PALETTI

Palettiといえば、、


こちらのブラケットは有名ですね?有名です^^

当時Patentを取っていました。

1978年と書いてありますね。

この特許まで取得したブラケットですが、
これはある方に刺激を受けて誕生したようです。

そのある方とは、、、

当時フロントディレイラーの取り付けに凝っていたあの方。。

 

 

 

 

 

マラストーニ氏でございます♪

マラストーニのフロントディレイラー直付け
こちらも有名ですよね。
こちらは日本でもよく知られている?かと思います。

友人である彼に刺激を受けて、
PalettiはFDのブラケットを考えたそうです。

Marastoniと違うところは、高さ調整可能なところ。
そしてPatentまで取得するという力の入れよう^^

Marastoniのバイクに、
このPalettiのブラケットを使用したものも存在します。
Palettoの文字のところがMarastoniとなっていて
形は全くそのまま。
写真でしか見たことありませんが。。

Patent料払っていたのでしょうか?

そんなお堅い関係ではなく、
「親友の証」
かと想像します^^

当時、こうすればいいのでは?あーすればいいのでは?
とビルダー同士の情報交換も盛んに
機能向上を図っていた光景が目に浮かびます。

いまは大きなメーカーの中で、いち社員が設計していく。。。
ブランド同士の繋がりもなく。。

先ほどのワイヤー内蔵のシフトレバー。
こちらも実はPatentを取っていまして、1980年に特許登録。

いまでこそ、この競争社会でPatentはかなり重要ではありますが、
当時はどうだったのでしょう。
自衛手段というよりも、
強い思い入れの表れだったのではないでしょうか(^^)

Patentしっかりメカメカしい感じがPaletti
アート的な美を求めた感じがMarastoni

かな?^^

ただ、
バイクに対する情熱はお二人とも同じですね(^^)

PalettiもしくはMarastoniのバイクをお持ちの方、
はたまた街中で見かけた方、
こういう話があるんだなぁと思いを馳せてみてはいかがでしょうか^^

こういう歴史がビンテージの楽しみの一つでもありますね♪

今回は私も勉強になりました^^;;

今回はこの辺で。
ではでは〜♪


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