今年も桜がよく咲きました♪
Facebookをご覧の方はダブってしまいますが(^^;;
先日夜桜見物を兼ねて、
入荷したRossinの状態チェックを行ってきました。
桜色の初期Rossin Specialです♪
Rossin創設間もないころの車両です。
明るいピンクではなく、小豆色のような桃色のような、
非常に落ち着いたカラーです。
この夜桜にぴったりのカラーかと思いまして^^
人にない平日の夜中。
怪しく一人撮影をしておりました^^;;
しかし70年代のColnago Super然り、本当に良い色ですね。
70年代にはこのような落ち着いたカラーが多く、
そこも70年代車両の魅力ではありますね♪
このRossin Specialはまだまだ整備もできておりませんので、
販売はもう少しお時間がかかりそうです。
お問い合わせは随時お受けしております^.^
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こんにちは。Anton Bicycleでございます。
今日は、たまたま1976年の車両整備が2台重なりましたので、
そのご紹介でも。(納車整備なので販売車両ではありません)
1台目はこちら。
これも先ほどの桜色Rossin Special同様
初期フォントのRossin文字ですね。
ここで少しRossinについて改めて。
マリオロッシン氏がもともとコルナゴにいたというのは
有名なお話ですね。
1974年にコルナゴから独立しRossinを立ち上げます。
その立ち上げ当初から使用したフォントが
この少しシャープなデザインのRossin文字です。
1977年までこのフォントが使用されていたようです。
が、1978年からは丸まったフォントに変わります。
この理由もみなさんご存知のように、
イタリアのスキーメーカーのRossignolから、
「うちのフォントに似ている!」
とクレームがついたからですね。
以後長くこの丸まったフォントが使用されていきます。
後年またいろいろありまして、変わっていくのですが、、、。
それは割愛。。
で、
設立から1977年までは、
アマチュアチームにしか車両提供しておらず、
生産本数もそれほど多くはなかったようです。
なので、このシャープな初期フォントの車両というのは、
今ではなかなかお目にかかることができない車両で、
Rossin好きの方はお探しの方も多いようです。
そんな貴重な初期フォントの車両が2台、
幸運なことに現在当店に巡ってきております。
ありがたく眺めておこうと思います^^
実は、、、もう一台1976年のRossinがあるのですが、
この車両はこの一連のフォント騒動?を垣間見ることができる
これまた面白い車両となっておりまして^^
これについてはまた後日にでもご紹介しようと思います。
Rossinマニアな方必見?かもです^^;;
話を戻しまして、
この鮮やかなオレンジのRossin Record。
お客様からのオーダーにて、
「初期フォントの刻印パーツでお願いします。」
ということでパーツ選定をスタートしました。
が、ここまでお時間がかかってしまうとは
夢にも思いませんでした。。
お待たせして申し訳ございません!
の一言に尽きます。。m(._.)m
少しずつ集まってはいきましたが、
約1年かかってしまいました^^;;
じっくり気長にお待ちいただいたお客様に大変感謝しております。
ありがとうございました。
m(._.)m
その甲斐あってか、
これまた貴重な一台が仕上がったと思います。
フレームはシャープな初期フォントでも、
パーツは丸まったフォントのものだったり、、、
というのはたまに見かけますが、
ここまですべて揃えた車両は少ない?かもしれません。
これを所有されるお客様が大変うらやましいです^^;;
下記にお写真多数掲載しております。
よろしければご覧くださいませ。
http://www.anton-bicycle.jp/no422-rossin-record-1976y-orange/
そして1976年のもう一台はこちらです。
マリオロッシンが去って間もないころの車両です^^
下記にお写真多数ございます。
http://www.anton-bicycle.jp/no575-colnago-super-1976y-silver/
Superは語る余地もなく当時のフラッグシップ。
データベースも探せばいろいろありますし^^
2台並べてみました。
やはり似てます?同じ血統?^^
当時のColnagoは既にトップブランド。
一方Rossinはまだ始まったばかり。
ですが、
このRossinの仕上がりを見ると、
すでにトップブランドの風格ですね^^
などと考えながら、
1976年の2台の撮影をしておりました^^
それでは今日はこの辺で^^