先日とあるお客様からお問い合わせがありました。
どのくらいでオーバーホールが必要ですか?
と。。
毎日乗られる方、
週末だけ乗られる方、
週末だけだとしてもがっつり乗られる方、
さまざまです。
ですので、○ヶ月でオーバーホール!
などとはっきり言うことはできませんよね。。
乗るたびにチェックしてあげて欲しいのが本音。
グリスのこってるかな?ガタが出ていないかな?
などと見てあげて欲しいです。
グリスが減ってれば補充。汚れが気になるようであればOH。
問題なければ快調快調と喜ぶ^^
ちょっと回転が重いかな??
身体のせい?ハブのせい?
ちょっとハブのグリスを変えてみよう。
工具がない方は、ちょっとお店で見てもらお。
それでいいと思います。
普段、30年、40年前のいろいろな車両を見ておりますが、
ハブのグリスが抜けている、カスカスになっている、
それで、そのまま乗っていただろうな、
という車両はほぼ虫食いが発生しています。
丈夫なカンパといえどもグリス無しの金属同士の接触には敵わないです。。
大切なビンテージパーツ。
グリスだけは切らさないようにしていきましょう(^^)
もちろんガタも良くないですよ(^^;;
と言いつつ、
自分のバイクのメンテナンスは後回し後回しになっておりますが。。。
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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。
Olympiaのオーバーホール
今回のメニューは下記
1.ヘッド組み換え
2.BB組み換え
3.ハブOH(フロント/リア)
4.フリーOH
5.手組み(フロント)
6.ブレーキシュー交換
7.ブレーキ動作調整(動きが重いので)
8.ワイヤリング(半田付け)
だらっと並べます。記録として。。
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1.ヘッド組み換え
もと付いていたのはofmegaのベアリングが組み込まれたヘッドパーツ
フレームに圧入されたヘッドパーツ内にベアリングが組みこまれています。
そして、フレームについた下ワンにフォークを圧入する構造です。
ですので、TOPの固定ねじを外してもフォークは下に抜けません。。
カンパのヘッドパーツに組み替えます。
ofmegaはパッキングして保管。
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2.BB組み換え
フレームのフェイシング、リーミングを終えて、
さて組もうとすると、ん?なんか変。。
ベアリングのサイズが違うものが付属していました。。
カップのボールレースとうまく当たりません。
適正のものに入れ替えます。
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3.ハブOH(フロント/リア)
まずはホイルの状態に組んであるリアハブから
フリーを外して洗浄
次はフロントです。
こちらは手組み前のハブのみの状態です。
1974年
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4.フリーOH
フリーは手が油だらけ、作業に夢中で写真がありません。。(-_-)
しっかり洗浄しオイル補充しております。
ちょっと作業飛んで、、
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7.ブレーキ動作調整(動きが重いので)
動きが硬いので前後とも組みなおしてチェックしました。
バネの向きやワッシャーの位置などを修正。
ですので、傷をつけないように慎重に作業しました^^
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6.手組み
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8.カンパフード交換
ワイヤーの半田処理も終わりましたので、
あとはブレーキシューの交換して調整、完了。となります。
週末の納車までにしっかり仕上げさせて頂きます^^
だらだらーっと書きましたが、メモ代わりということで。。
今日はこの辺で^^
ではでは♪