これぞイタリアン♪ Sedazzari(1970s)

暖かくなりました♪

今はツツジが満開でキレイです。
皆さんもそうかと思いますが、
ツツジの蜜をちゅーちゅー(笑)

今うちの長男がその蜜にハマっておりまして、
道路で見つけては走って吸いにいっております^^;;

私も久々に吸いましたが、、、

 

やっぱり美味しいですね^^

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

さてさて、今日は、
先日入荷のSEDAZZARIについて。

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Size
Seat tube : 520 mm(c-c) / 530 mm(c-t)
Top tube : 530 mm(c-c)

SEDAZZARIというブランドは1912年に
イタリアはジェノバに誕生します。
店舗はCesarea Streetに、
工房はStaglinoというジェノバ近郊の町に建てられました。

操業当初はイタリアでも有名となり経営も順調だったのですが、
1939年にOLMOが誕生し、プロも愛用、OLMOは一躍有名となりました。
SEDAZZARIはOLMOの陰に隠れてしまったようです。。

しかし、ジェノバ、サヴォーナ、ラ・スペツィア、サンレモ、、、、
など地元Liguria州に住むサイクリストたちには
手の込んだ作りのSEDAZZARIの根強いファンも多く、
長く愛用されていたようです。

ちなみに、
いつもお世話になっているミラノ在住の私のパートナーT氏のお父さん。
1931年生まれで、20歳のときに初めてジェノバでSEDAZZARIに乗ったそうです。

そんなSEDAZZARIも80年代になくなってしましました。
もう今では手に入らないブランドなんですね。。

イタリアではこのように地域、地域にバイクブランドが誕生し、
光と陰が存在していたようです。

Legnano、Bianch、Colnago :Lombardia州
Daccordi、Viner、Tommasini :Toscana州
Pinarello、Olympia :Veneto州
OLMO、Sedazzari :Liguria州
などなど

世界的に名の知れたとこだけでもたくさんあります。
今回のSEDAZZARIのように陰となってしまったブランドは
もっともっとあるのでしょう。。

個人的にはそういったブランドのものを色々と見たいのです^^;;

そんな貴重なSEDAZZARI

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このような作り込みなんかほんとうに凝っています♪

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チェーンリングの逃げのディンプルにもカラーリング

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色使いのセンスもいいですね♪

ちなみにこの車両、
2008年のL’eroicaに実際にエントリーされていた車両でして、
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これがそのときのステッカー

sedazzari-sand-53-036
ひもがボロになっていますが、これがそのときのナンバー

コンポーネントはハブからなんから全てZEUSです。
sedazzari-sand-53-044

ここでは紹介しきれませんので、
商品ページに写真を複数アップしております。
よろしければご覧下さいませ♪

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sedazzari-sand-53-003

それでは、今日はこの辺で。


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