あの日から3年が経ちました。
はや3年
まだ3年
感じ方も違うかと思います。
いずれにせよ、決して忘れてはならない、
忘れることのできない日であります。
私にはこれといってできることはありませんが、
できることから粛々と。。
一刻も早い復興をお祈り致します。
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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。
大変希少なフレームです。
Bottecchia自体数が少ないのですが、
こちらはSLやSLXではなく、
マルチシェイプ(MS)パイプで構成されています。
ラベルにGのマークがありますね。
COLNAGOでよく聞くジルコ。
Masterなんかのツブシが入ったパイプは
ジルコデザインと呼ばれていますが、
ジルコデザイン自体は会社名。
創業者の名前、「Gilberto Columbus」がGilcoの語源。
ん?Columbus??
Gilbertoさんは、
鋼管メーカーA.L.Columbusの創業者の次男だそうです。
なるほど。。
で、ジルコデザインは、クルマからヨットから、、、
いろんな分野に絡んでいるようですね。
http://www.gilcodesign.com/
で、このジルコデザインが手がけたパイプに、
Multi Shape(MS)というのがありまして、、、
こちら↓
http://www.gilcodesign.com/doc/des/telaioMS_tubi.htm
このようないろんな断面のパイプを適材適所に使用してあります。
トマジーニなんかにMSがあるなぁというのは知っていましたが、
Bottecchiaは初めて見ました。
そして、、ジルコデザインHPのここ↓を見ると、
http://www.gilcodesign.com/doc/GILCOdesignBICI.htm
cinelli Laserの記載が。。
レーザーといえば、
言わずと知れたビルダーのアンドレア・ペゼンティ氏
ふむふむ。。
でいろいろ調べると、
このMSは、ペゼンティ氏が企画したものらしい・・・
ということもどこかに書いてありました。
Bottecchiaと言えばシマシマ模様のクロノストラーダが有名ですが、
それはこのMSにフィンを付けたもの、、、
ともありますが、実際はどうなんでしょう??
まあいずれにせよ、80年代から90年代、
当時の最先端をいくフレームだったのでしょう。
ちなみにこの現物は、
スイスのあるプロチームが実戦(TT)で使用していたものとのこと。
ペイントチップはありますが、
きっちりフルメッキされており、サビは特に見られません。
サイズは、
Seat tube : 500 mm(c-c) / 515 mm(c-t)
Top tube : 520 mm(c-c)
F/R : 100 mm / 128 mm
Seat post : φ25.0 mm
希少なフレームでかつ、
サイズがまさに日本人向け♪
こんなレアなBottecchia。
いかがですか?^^
ではでは。