真っ赤なBottecchia フレームのメンテナンス

スーパームーン、ご覧になられましたか?
福岡は雲もなくはっきりと見えました。
クレーターもはっきり見えてとても綺麗でした♪

でも、写真は撮っておりません^^;;

かわりにと言ってはなんですが、今朝の空の写真でも。。
sky-autumn

雲が「秋」って感じですね。
澄んだ雲がキレイでした♪

朝晩はほんとうに涼しく過ごしやすくなり、
こうなると急にバイクにも乗りたくなりますね^^

私のバイクもいまはバラバラになっておりまして。。
そろそろ組まないと。。。^^;;

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こんにちはAnton Bicycleのヒロです。

先日Facebookでご紹介した
真っ赤なロッソなBottecchia
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Seat tube : 530mm(c-c) / 545mm(c-t)
Top tube : 550mm(c-c)

フレームのメンテを行いました。
その模様を。。

まずはメッキフォーク。
裏側にサビが出てきてます。
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小道具でまずは大きなサビを取って、、
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最後に細かいサビも丁寧に
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刻印の色も入れなおしておきましょう。
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フレームも油汚れ等を落とし綺麗にします。
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挿し色が取れてる部分は入れなおし
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BBシェルのフェイシングや、
シートチューブのリーミング
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で各部チェックして完了
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フォークに貼ってある白いステッカーは剥がせますが、
そこはお好みで、残すもよしです^^

この真っ赤なBottecchia(1989年 or 1990年)
サドル、バーテープによっていろいろな雰囲気つくりができますね。

ブラック?ブラウン?ホワイト?
派手にイエロー?ブルー?^^

いろいろとお楽しみ頂けます♪

※先日お知らせしました2周年記念の10%オフは、
本日9/10 23:59までとなっております^^
(対象はフレームと車両)
このBottecchiaも対象ですのでよろしければご検討下さいませ♪

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それでは今日はこの辺で^^

真っ赤なBOTTECCHIAのオーバーホール1

梅雨らしく雨の日が続きますね。

私、結構雨の日が好きでして。。
子供の頃を思い出すからでしょうか。

靴、長靴のまま深い水溜りにグズグズ入ったり、
傘をブンッと振って裏返しにし、
そのまま傘をさして雨水をためながら帰ったり。。

ワクワクした気持ちを思い出します^^

そういえば最近カタツムリを見ませんねぇ。。
減ってしまったのでしょうか。。
こんど探してみます。

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

あっちの車両、こっちの車両とオーバーホールしておりますが、
オーダーが入ると、そちらが優先になりますので、
どうしてもそうなってしまいます。

Guerciottiもフレーム洗浄まで終わってますので
あとはアセンブル。
これはまた後日。。

今日はRossoなBottecchiaについて。
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パーツ類はほぼ終了。
Campagnolo Gran Sport
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このベーシックなデザイン好きです♪

ヘッド、BBもオーバーホール
幸いベアリングやカップにダメージはありませんでした♪
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フレームの洗浄
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ラベルのエッジに黒い汚れがたまっています。

ブラシできれいにします。
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ここも
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Before

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After

この『BOTTECCHIA』の切り文字ラベルですが、
実はこの車両をご購入されたI様は、
この分野のスペシャリストでありまして。。

破れてしまったらサクっと張替えをされると思います^^;;

ほぼ洗浄終わりましたので、
あとは組んでいくだけ。

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I様お待たせしております!
m(_ _)m

ではでは

Bottecchia (Gilco design MS)

あの日から3年が経ちました。

はや3年

まだ3年

感じ方も違うかと思います。
いずれにせよ、決して忘れてはならない、
忘れることのできない日であります。

私にはこれといってできることはありませんが、
できることから粛々と。。

一刻も早い復興をお祈り致します。

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

先日Facebookに掲載しましたこちらのフレーム。
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大変希少なフレームです。

Bottecchia自体数が少ないのですが、
こちらはSLやSLXではなく、
マルチシェイプ(MS)パイプで構成されています。
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ラベルにGのマークがありますね。
COLNAGOでよく聞くジルコ。

Masterなんかのツブシが入ったパイプは
ジルコデザインと呼ばれていますが、
ジルコデザイン自体は会社名。

創業者の名前、「Gilberto Columbus」がGilcoの語源。

ん?Columbus??

Gilbertoさんは、
鋼管メーカーA.L.Columbusの創業者の次男だそうです。
なるほど。。

で、ジルコデザインは、クルマからヨットから、、、
いろんな分野に絡んでいるようですね。
http://www.gilcodesign.com/

で、このジルコデザインが手がけたパイプに、
Multi Shape(MS)というのがありまして、、、
こちら↓
http://www.gilcodesign.com/doc/des/telaioMS_tubi.htm
telaioMS_tubi

このようないろんな断面のパイプを適材適所に使用してあります。

トマジーニなんかにMSがあるなぁというのは知っていましたが、
Bottecchiaは初めて見ました。

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そして、、ジルコデザインHPのここ↓を見ると、
http://www.gilcodesign.com/doc/GILCOdesignBICI.htm

cinelli Laserの記載が。。

レーザーといえば、
言わずと知れたビルダーのアンドレア・ペゼンティ氏

ふむふむ。。

でいろいろ調べると、
このMSは、ペゼンティ氏が企画したものらしい・・・
ということもどこかに書いてありました。

Bottecchiaと言えばシマシマ模様のクロノストラーダが有名ですが、
それはこのMSにフィンを付けたもの、、、
ともありますが、実際はどうなんでしょう??

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フォークから覗いたダウンチューブ

まあいずれにせよ、80年代から90年代、
当時の最先端をいくフレームだったのでしょう。

ちなみにこの現物は、
スイスのあるプロチームが実戦(TT)で使用していたものとのこと。

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ペイントチップはありますが、
きっちりフルメッキされており、サビは特に見られません。

サイズは、
Seat tube : 500 mm(c-c) / 515 mm(c-t)
Top tube : 520 mm(c-c)
F/R : 100 mm / 128 mm
Seat post : φ25.0 mm

希少なフレームでかつ、
サイズがまさに日本人向け♪

こんなレアなBottecchia。
いかがですか?^^

bottecchia-ms-bw2

ではでは。