お盆明け最初のBlog投稿です。
皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
長期お休みの方、これからお休みの方、
いろいろいらっしゃると思います^^
私はお休みを頂きまして里帰りをしておりました。
祖母に3ヶ月ぶりに会ったのですが、
ずいぶんと時が流れたように感じました。。
現在96歳の祖母です。
戦時は満州にいたと聞きます。
祖母がどのように生きてきたか、、
もし祖母がいなかったら私は、、
我が子供達は、、、
など、いろいろなことを考えてしまいました。
そして祖父のお墓参りにお寺に行ったのですが、
ご住職さんの奥様が父と私を見て、
「ご兄弟でしたかね??」
と一言。。。(-_-)
。。。
私もずいぶんと大人になったものだ
と感じたお盆でした(笑)
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こんにちは。Anton Bicycleのヒロです。
お休みの間は特に入荷はございませんでした。
そんな中、
Cinelliはありませんか?
というお問い合わせを頂きました。
今回は在庫の中からこちらの車両をご紹介させて頂きます。
Top tube : 540 mm(c-c)
Seat tube : 525 mm(c-c)/540 mm(c-c)
まだ何も手をつけておりませんが、
状態も良いのでそのままご紹介させて頂きます。
こちらワンオーナー車となります。
元のオーナーさまは欧州のとある国にご健在でして、
現在、御歳102歳!
息子さまがこのバイク引き継ぎ管理をしておりましたが、
息子様ご自身、また、お身内の方々誰もお乗りにならないらしく、
どうしようかと考えていたそうです。
大切にしてくださる方に、、、
と、息子さまからお譲り頂きました。
大切にされてきた車両、私が引き継いでいこう
と思っていましたが、、、
やはりこういったものは本当にお好きな方の元で管理され
後世へ引き継いでいかれるべき
と思いましたので今回ご紹介することにしました。
元オーナー様は1968年にオーダーしたそうです。
こちらのお写真を見てお気付きの方いらっしゃいますでしょうか。。
こちらのフレーム、Reynolds531なんです。
(フォークはColumbus)
Cinelli SCの使用パイプは、
1963年にReynolds531からColumbus SLに切り替わっており、
Web等で見かけるSCもそのほとんどがColumbusモノです。
しかし、1963年以降でもオーダーすれば組んでもらえたようでして、
こちらはそのReynolds531でオーダーした車両となります。
Reynolds531のSC、なかなか希少ではないでしょうか。
そしてこの車両、レストアもの(リペイント)ではありません。
ペイント、デカール共にフルオリジナルです。
よく残っていたものです。
息子様も、
「父はジェントルに扱っていた」
と仰っておりました。
まさにその通りだと思います。
ラグには三つ穴がありません。三つ穴が入る直前のモデルとなります。
(1968年以降、三つ穴のタイプが出始めた)
ケーブルバンドもテープを下巻きし、
フレームへのダメージを最小限にと気を使われています。
とにかく、 とても大切にされていたことが伝わってくる車両ですね。
左側のヘッドラグ、クラウンだけクリーニングしてみました。
メッキもしっかりしております。
下記リンクにお写真複数ございます。
http://www.anton-bicycle.jp/cinelli-specialecorsa1968y/
ダウンチューブ裏側ペイントに傷がありますが、
それ以外は本当に小傷程度で大変良い状態を保っております。
各パーツをピカピカに磨いてもよし、
このままの味を生かすもよし、
バーテープはコットンの赤?
ブラックレザー?
ブラウンレザー?
今と同じグリーン?
いずれにせよ、
きっちり整備も行い後世に残していきたいものですね。
ご興味おありの方はお問い合わせくださいませ(^^)
それでは今日はこの辺で。