BottecchiaのフルMAVIC組み完成!とご納車♪

こんにちは^^

まーしかし暑い日々が続いております。

去年より暑いんじゃない?
と思っていましたが、、、

7月の平均気温は実は去年の方が高かったとのこと(福岡)
(@o@)

そんなに暑かったかな?
記憶はすっかり飛んでいっております笑

また来年同じとを思うんでしょうねぇ^^;;

日中は40℃近くまで上がっております。
運動は控えるように!といろいろ発信もされております。

どうぞご自愛くださいませm(._.)m

 

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こんにちは、Anton Bicycleです。

 

ようやく完成しました~♪


Bottecchia

 

フレームからパーツからぜ~んぶお客さまが集められて、
それをメンテナンスしつつ組み上げさせていただきました。

ということで昨日ご納車させていただきました♪

 

途中、別のお客さま宅にもお寄りして、一緒にご訪問。


お客さまのガレージ前にて。
いつもワクワクします^o^

 

そしてお披露目。。ドキドキ。。。

早速スタンドに立てて、皆さんで撮影会(^-^)

このパーツいいね!この色、組み合わせよかったね!
などなど、話は尽きません♪

お客さまの笑顔が見れるとホッとします^^

 

そしていよいよ外へ。。

また緊張しますね^^;;
自分の作業の結果がもろに目の前で出ますから。

 

ちょっと余談ですが、、、
ご納車の際の緊張は3回あります。

まず、1回目は、お客さまが初めてバイクを目にする時。
どのようなご反応をされるのか、いつもいつも緊張します。

そして2回目は、実際にお乗りになる時。
いきなり不具合がでないかな、、、しっくりくるかな、、、などなど。

ご納車の際には、お客さまに合うポジションを想定して、
あらかじめセッティングしていきます。
現場で調整すればいい話ではありますが、、、、
それがうまく決まっている場合と決まっていない場合とでは、
お客さまの最初の印象に大きく影響します。すると思っています。

今回はうまくいったかな?
サドルのボルト増し締めがありましたが^^;;

そして3回目の緊張は、ご納車の翌日以降。
乗るにつれて不具合が出ることがあります。
調整で済む内容であればいいですが、
致命的な何かが出ないか、、、、
などいつも緊張します。

こう書くと、ずっと緊張してる気がしますね。。。

この3つの場面を常に想定して作業を進めさせていただいておりまして、
作業にお時間かかることもございますが、
どうぞご理解くださいませm(._.)m

 

ちょいと脱線しましたが、、

外でお客さまと試走したその流れで、
食事へいこう!ということに^^;;

イタリアンのお店へシューーーーー!っと速い速い。

私はクルマで追尾しておりました^^

シェフともお客さまとも大変楽しいお時間を過ごさせていただきました。
イタリアの話、ワイン、食べ物の話、車の話、警●の話^.^
ありがとうございました!♪

 

そして今朝、メールが1通。。。
開くときにこれまた緊張します。。

朝から写真撮ってみました~♪
と、いろいろと撮影されたお写真をお送り下さいました。
ありがとうございました。
ほっ^.^

そのお写真はギャラリーに掲載させていただきましたので
どうぞご覧下さい♪

今回の作業、貴重なパーツもいろいろありました。
それらに触れる機会をいただきまして大変感謝しております。
ありがとうございます!

今後ともよろしくお願いいたします。

この度はご依頼いただきまして、
誠にありがとうございました!m(._.)m

 

 

と、このBottecchiaと入れ替えに、
こちらのColnago Masterの次のオーナー様をお探しします♪
販売いたします♪

ご覧の皆さんの方がお詳しいかと思いますが^^;;
当店で組み上げ、フルメンテナンスを行った車両です。

撮影後にホームページに掲載させていただきます♪

サイズはかなり小さいですよ~♪

Top tube : 525 mm(c-c)
Seat tube : 495 mm(c-c)/510 mm(c-t)
Stand over height: 755 mm

 

 

それは今日はこの辺で!
ではでは。

 


いや〜、かっこいい♪

Bottecchia&MAVICの組み上げ その2

梅雨が明けてから、ほんとうに暑い日が続いております(汗)

気温も40℃近くにまで上がり、
確実に日本の気候が変わっていますよね。

30年前は30℃いくとスゴイ!!の時代だったと記憶しています。

部活などでも「水を飲むな!」でやれてましたし^^;;

 

幸い我が家は風通りよく、アスファルトも少ないド田舎ですので、
夏でもほぼエアコンなしです。

が、
これから先もどんどん暑くなっていくのでしょうね。。

 

ドローンのように自動でついてくる日傘が
頭上を飛び回る日も近い(笑)

 

 

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こんにちは、Anton Bicyleです。

Bottecchiaの組み上げの続きを。
(少し長いです)

前回は、ホイル組みの前までいってましたので、
その続きを。

 

ハブもリムもMAVICを使用します。


MAVIC攻め攻めですね^.^

 

スポーク穴の周囲など磨きやすいので、
ハブは組む前に磨きます。

 

組んだら振れ取り

んで車両に載せてみます。

さっそく問題発生。

TOPに入れるとチェーンがフレームに干渉しスタックします。
(写真ではTOPの一つ手前。
TOPに入れてがりがり回すと軽量チェーンにダメージがいきますので)

当たるかな~どうかな~と気にしていましたが、
僅かに干渉してしまいました。残念。

策として手っ取り早いのは、
ハブとフレームの間にスペーサーをいれてフレームを外に逃がす
ですが、僅かではありますがフレームを広げることになるため
恒久策としてはすっきりしない。。

現物、カタログを眺めて。。。

考えながら無意識のうちにハブをばらします^.^

このハブはシールドベアリングタイプで、
アルミ削りだしの軽量シャフトが左右のベアリングに圧入されています。


指さしの部分がベアリングに圧入されている部分。

 

シャフトが抜けたハブ

 

今回行うことは、
シャフトに対してハブを反フリー側にオフセットすること。
それにより、フレームとチェーンのクリアランスを確保します。

 

オフセットする向きを考えると、
ベアリングに面当てするこの部分にスペーサーを入れると、
反フリー側にハブ本体をオフセットできます。

必要なスペーサーは、
内径12mm(11.9㎜)、外径15.5㎜(15.5mm)

()内はワッシャーを入れる部分のシャフトの実測です。

で、
用意したのはアルミワッシャー
内径10㎜、外径16㎜、厚さ1.2㎜

当然入りません^^;;

外径も少しはみ出します。

シールドベアリングのこのカバー

の穴径が16mmでそこに刺していくので
シャフトの太い部分と同じ15.5mmにします。

早速削って完成♪

2枚削りました。


内径ドンピシャ。ガタなく入るギリギリのサイズで。
外径もOK。

ちなみに、内径、外径共にヤスリを使っての手作業です。

まん丸に削るのが楽しい作業です♪
ワッシャーを保持していた指がアルミで黒くなってます。

 

組んでみましょう♪

シャフトにダメージを与えないように叩き込んで圧入。


反対側の固定ナットを締め、


フレーム受けの金具を付けて。

この金具と固定ナットのクリアランス分だけ
まだオフセットはできます。

 

さて結果は、、、、

 

OK!

ブンブン回せますよ~♪ 足にくるTOPですが^^;;

LAWももちろん問題なし。

この方法だと気持ちもスッキリ♪
お客様にお出しできますm(._.)m


オフセット分、もう一度センター取り。
(おちょこ調整)

リアディレイラーの動きが渋かったので、
オーバーホールしておきました。

バラバラにして洗浄

写真のために並べて^^;;

組んでいきます。

このディレイラー
キャパシティが可変です。
プーリーゲージがスライドできるようになっていますね。

テンションスプリングの固定穴もたくさんあり、
細かく設定できます。

 

完成~♪


大事なストッパー金具もなんとか使えます。

これがないとダメです~

お時間かかってますがなんとかここまで。
あとはケーブル張って完成かな。
もう少々お待ちくださいませ!

それでは今日はこの辺で
ではでは~

 

かっこいい~♪

 

BottecchiaをフルMAVICで!!

先日、久々に飛行機に乗りまして、
空のwi-fiを体験しました。

移動中に連絡が取れるのは便利ですね〜
(日本はwi-fi普及かなり遅れていますが。。)

便利な反面、

「フライト中で連絡が取れなかった〜」

と、これまで言えてたことが言えなくなりますね^^;;

仕事でもプライベートでも、
どこにいてもつかまります^^;;

ポケベルすらない黒電話の時代はどうしてたんだろう??
と思ってしまいます。

彼女の家に電話してお父さんが出たらどうしよう!
の時代ですね^^;;

情報伝達手段はここ十数年でほんとうに著しい進化を遂げています。

新しいものが出ては消え…

新しいものが出ては消え…

 

いっぽう自転車は、、
変速の電動化などはありますが、

「自分で転がす車」

基本人力なので大きな進化はないでしょうね^^

自転車はこれからもずっと残っていくでしょう♪

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こんにちは、Anton Bicycleです。

今日はこちらのフレームの組み上げについて記していきます。


奥のBottecchia

先日お客さまご自宅をお訪ねし、
フレームとパーツをお預かりしてまいりました。

Bottecchiaの赤白はいつ見てもかっこいいですね♪

これをフルMAVICで組み上げていきます!




お客さまご自身でこつこつ集められたパーツたち。

STARFISH!!

ほとんどが新品ですが、
結局トータルおいくら万円かかったのでしょう?(@o@)
とご本人も仰っていました^^;;

それでは組んできましょう♪

まずはヘッドパーツ。


元付いていたヘッドパーツを取り外して、
コラム長さをチェック。
問題なく取り付けられそうです。

皆さんご存知のように、
シマノのヘッドが組まれていたりすると、
ヘッドセットのハイトが低くコラムが短くカットされているため、
カンパに変えたら最後の固定ナットの山がかからない!
といったことがありますね。。

今回は問題なし。

このMAVIC 315

上部のナットは一つです。(カンパはワンと固定ナットの2つ)

この手に持っている上ワンが一つのパーツ(でかっ)

どうやって固定するかというと、
上ワンを締めて玉当たり調整をしたら、
その上ワンサイドにあるネジを締めこみます。

すると、スリットが入った部分がコラムねじ山に
ギューーーっと押し付けられていって、
上ワンの緩み止めとなります。

そして最後に黒いゴムバンドで目隠し。

この手順で組みましょう♪

玉当たりの良いところで上ワンの締めを止めて
ネジを締めこむ。



黒いバンドで目隠しして
組みあがり!

しかし!

分かります?この状態

。。。

ラベルが完全に後ろ向き。。(>_<)

上ワンの締め具合(玉当たり具合)によって
ラベルの向きが変わります。。
当たり前といえば当たり前。

ぴったり正面向くわけもなく。。


これしかないです^^;;

うまく剥がして
正面向きに貼り直し!


ばっちり!
OK!
気持ちもすっきり^^

BBはMAVIC 610

シェルは45°のテーパー加工が必要です。

そして、
MAVICのイチバンのインパクトと言えばここ!

スターフィッシュクランク

ドライブ側はお客さまご自身で磨かれておりピカピカです♪

半ドライブ側はまだでした^^;;

こちらは別途磨いていきましょう。


FDも固定。

この後は、ブレーキキャリパー組み込み、
リアディレイラー整備後の組み込み、
ホイルの手組み、
へと移っていきます。

まだまだありますね
もう少々お待ちくださいませ!m(._.)m

それでは今日はこの辺で。
ではでは〜