あか~いTommasiniのフルメンテ その①

お盆休みも終わり、
もうすぐ9月に入ろうとしています。

子供たちの夏休みも今週いっぱいまで。
少し早めの2学期スタートです。

昔は、

8/31は宿題で泣いてる日

だったんですがねぇ(笑)

 

長男は夏休みの宿題も全部終わって
遊び遊びの日々。

遊びから学ぶことはた~くさんあるので、
どんどん遊んでくださいな^^

機械いじりにも興味があるようで(遺伝?)

壊れたデジカメを全部分解して、
中のレンズ部品だけ残して棚に飾ってありました^^;;

絶対に将来、いつか役に立つから、
いろいろなことを経験してほしいですね^^

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こんにちは、Anton Bicycleです。

 

今日はTommasiniのメンテナンスの進捗をご報告。


福岡在住のお客さまよりフルオーバーホールのご依頼です。

・駆動部すべて
・外観で気になる部分も手直し
・タイヤやケーブルも新調

 

まずは外観から。

シートポストなどに色が入れてあったのですが、
青のペイントが凸凹ムラムラ。

これはイヤだ!
とのことでしたので、一度色を剥離して入れなおしました。


これはさすがに。。


塗りなおし


完成♪

 

Fさまのお好みは、、

「経年劣化を楽しまれる」

ではなく、

「きれいなバイクに乗りたい!」

でして、

 

特にご指定はありませんでしたが、
ステムの刻印も色あせておりましたので入れなおしました^^

ここも。

 

 

次に、駆動部をバラバラにしていきます。

グリスはたっぷり入っておりました。

洗浄してパーツの状態を確認していきます。

 

BBは、ボールの走った後はありますが、
虫食いは無く問題なし。

(フレームについている右ワンも確認)

 

ウォーターシーフはパックリ割れてますので新品に交換。

 

 

ヘッドパーツは、、、

クラウンレースに定番のボコボコがありました。

これは補修しましょう。

 

少し補修したところ。

まだ少し凹みが見えますね。

 

 

さらに追い込んで

 

最後に鏡面仕上げ

 

そして、元の位置にお戻りになりました^^

 

パーツメンテが終わりましたので、
組んでいきます。

ヘッド

 

BB

 

ウォーターシーフのカンパマークは、
シェルの穴から見える位置にしてしまいますよね(^.^)

 

ブレーキキャリパーもクリーニング、調整。

 

 

残るはホイル関連ですね。

・ハブのOH
・フリー、チェーンも
・タイヤ、チューブ交換

最後に、
・ケーブル張り

 

 

もうしばらくお待ちくださいませ。
m(._.)m

 

 

続きはまた後日^^

ではでは~

 

 

COLNAGO SUPER (Late 1970’s)

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COLNAGO SUPER (Late 1970’s)

Pipe Columbus SL
Seat tube 515 mm(c-c) / 530 mm(c-t)
Top tube 530 mm(c-c)
Stand over height 775 mm(ケーブル込み)
Stem cinelli (刻印入り、85mm)
Handle cinelli criterium (c-c/395mm)
Head parts Campagnolo Super Record
W lever Campagnolo Super Record
Front Derailleur Campagnolo Nuovo Record
Rear Derailleur Campagnolo Nuovo Record (Pat. 73)
BB Campagnolo Nuovo Record
Crank Campagnolo Super Record (刻印入り、170mm  52/42t)
Brake Caliper Universal
Brake Lever Universal
Saddle selle italia
Seat Post Campagnolo Record (φ27.2 mm)
Hub F/R Campagnolo Record
Free Regina CX (6s/14-15-16-18-20-24)
Rim NISI  (クリンチャー)
Pedal 付属しません

1970年代後半のCOLNAGO SUPERの入荷です^^

カラーはワンレッド。少し粗めのメタリックが入っております。
太陽光の下で撮ったお写真が一枚ありますのでご参考にされてください。

タッチアップが諸々ありますのでお写真でご確認ください。
シートチューブ半分から下、シートステイ、チェーンステイに多いです。

少しテスト走行しましたが、駆動系スムーズです♪

チェーンリング刻印の黒が色あせていますので、
ご納車前には改めて色入れ直しを行います。
(色の入れ直しは不要!経年のアジはそのままで!という場合はご指示ください)

タイヤはクリンチャーになりますので、
チューブラーは、、、という方にも良いかと思います^^
ヒビがたくさん入っておりもう寿命ですので、
タイヤは新品交換にてご納車させて頂きます。

掲載しておりますお写真はケーブル、バーテープはすでに新品に交換済みです。

ヘッドパーツ、BB、前後ハブはオーバーホールいたします。
作業には最短で2週間、最長で1ヶ月ほどかかります。(作業の込み具合により)

夏色Tommasini メンテナンスのご依頼♪

今年もあっという間にお盆ですね~。

当店も下記日程にてお盆休みを頂きます。

8月11日~8月20日

ちょっと長いですね^^;;
いろいろと多忙につきそれも含めてのお休みとなります。
ご迷惑をおかけいたします。
m(._.)m

現在オーダーを頂いている車両(輸送中)もございます。

お休み前に入荷となれば作業を進めようと思っておりますが、
お盆明けになる可能性が大です。
ご了承くださいませ。m(._.)m

暑い日が続いております。

くれぐれも熱中症等にはお気を付けくださいませ。
m(._.)m

 

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こんにちは、Anton Bicycleです。

 

今日は、、、

さわやか夏色ブルーメタリックの
Tommasiniのオーバーホールについて記しておきます。

福岡在住のお客さまからのご依頼です。

ご自身で海外からご購入されたこの車両。
乗り出しの前にしっかりメンテナンスをしたい!

ということでご用命いただきました。

ありがとうございます!

メニューは、
各駆動部分のオーバーホール、
プラス、
その他気になる部分の部品交換、補修です。

 

最も気になる部分というのが、、、


シートチューブの凹み(ToT)

 

これは現地からの輸送時についたようでして、
BOX内でフレームサイドに置かれたホイルのハブ軸が
ガツンと当たった模様。。


こういう感じの梱包の場合ですね。。(これは別の車両)

黄色の指で示した部分。
ハブ軸むき出しです!

この写真を見るだけでヒヤヒヤしますよね!(>_<)

パイプにしっかりと軸の形が付いておりました。。

 

輸送会社の保障うんぬんありますが、
結局ほとんどは泣き寝入りです。。

あとはセラーとうまく話し合って、
修理代分を折半する、
とかですかね。。
セラーにもよりますが。。。

 

車両お預かりの際も、
大変落ち込んでいらっしゃいました。。

時間もかかるので本来はあまり行わない作業ですが、
今回お受けさせて頂く事にしました。

 

深い凹みの場合、
このように半田を盛って埋めていきますが、

 

今回は浅めの凹みでしたので、
ほとんど痩せのないパテを用いての補修としました。

パテを盛った後に、面出ししていきます。

この作業は昔からかなり好きです^^;;

何度も手で表面状態を感じながら面だし。

白吹いて、光を当ててチェック

繰り返して仕上げていきます。

 

で、面出しが終われば、本塗装です。

ブルーメタリックの塗装になりますが、
ブルーの調色だけでなく、
メタリック(ラメ)の大きさ、量、をうまく調合しないと、
その部分だけギラギラしていたりその逆もあったりと、
補修部分が目だってしまいます。

いろいろなラメを混ぜ合わせながら塗料を作っていきます。

今回うまく調合できました♪

 

最後にクリアを吹いて、磨いて作業完了です^^

FacebookやInstagramなどで、
どうやってるの?とメッセージを頂いたりしましたが、
すみません、普通のパテ盛り補修です^^;;

 

 

あとはいつものメニュー
ヘッドパーツ、BB、前後ハブのオーバーホール。

 

バーテープ交換

ブレーキフードもカビ?っぽく劣化がすごいので交換。


いったん白を組みましたが、その後茶色に変更^^;;

ブレーキの調整、ホイルも振れ取りなどなど、、、

 

最後に、ケーブルを張って完成です!

 

福岡某所をテスト走行

これで気持ちよくお乗り頂けるかと思います^^

 

ということで、昨日ご納車させて頂きました。

この度はご用命頂き誠にありがとうございました!(^o^)

少しお乗り頂いて、調整箇所が出てきましたら、
またしっかりフォローさせて頂きます。m(._.)m

今回のご報告はここまで!

お盆休み前のBlogはこれで最後かな?^^

よい夏休みをお過ごしください。

ではでは~^^