NUOVO RECORD FD/サンツアーシュパーブプロ

ここ数日雨がすごいです。。

梅雨に入ったかと思うと、
雷がすごく、風も強かったり、
東南アジアの気候のようです。。

明らかに昔と変わってきていますね。

人間がそうしたことには間違いないので、
子供たちの将来のためにも
日ごろから環境に配慮した生活をしないといけません。。

ちょっと遠いとすぐに車に乗ってしまいがちですが、
やっぱりそこは自転車!
ですよね(^^;;

これから暑くなりますがどんどん自転車に乗ろうと思います♪

しかし40度近くになってしまうとさすがに。。(-_-)

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こんにちは、Anton Bicycleでございます。

こんな雨の日は外仕事ではなく室内でパーツメンテナンス!

まずはこちら。

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Campagnolo Nuovo Record

パーツのみのご注文です。
オーバーホールをおこなってご納品させて頂きます。

パーツを一つ一つブラッシングし、
錆び、汚れを落としていきます。

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アルミ地はコンパウンドで磨いて。。

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すべてが磨き終わったら、
しっかりグリスを入れながら組み立てていきます。
動作もOK♪

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リフレッシュできました(^^)

ちなみにこれは3つ穴ですが、4つ穴もありますね。
4つ穴をSUPER RECORDと書いてあることも目にしますが、
4つ穴はNUOVO RECORDです。

4つ穴は強度不足ですぐに廃盤。
ということで数が少ないことから、捜し求める方も多いようです。

次のパーツはこちら。

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SUNTOUR SUPERBE PRO

パーツのみをお持込みの、オーバーホール作業です。

メンテナンスをしていると調子が悪くなったとのこと。
おそらくスプリングの組み方だと思います。

このシュパーブプロ、ご存知の方も多いかと思いますが、

キャリパー自体のリターンスプリングは弱く設定し、
その代わり、ブレーキレバーにもスプリングを設置することで、
引きの軽さを目指したものです。

ですのでブレーキレバーとセットで使用します。

通常は、キャリパーのスプリングの力のみで、
ワイヤー経由でブレーキレバーを戻す構造になっていますが、
(ブレーキレバーにリターンスプリングがない)

それだと、キャリパーのスプリングをある程度強くしておかないと
ワイヤー経由でブレーキレバーを戻すことができません。

結果、キャリパーのスプリングが強いので、
ブレーキの引きも重くなってしまいます。。

それを改善したのがこのシュパーブプロ。
スプリングも内臓されています。よくできてますね♪

ところがこの内臓スプリングも組み立てに少しコツがいりまして、、

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この内臓スプリングとそれのカバー2枚、
ピボットシャフトのHカットがキモです。

片方のアームをシャフトに挿して、
スプリングとカバーを設置して、

もう片方のアームを組むときに、、、

ピボットシャフトをスパナでねじった状態で
もう片方のアームを押し込んでいきます。

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両手がふさがっているので途中の写真は無しです(^^;;

これでアームにテンションがかかります。

あとはナットの締めを調整して、
スムーズに動くことを確認して完了です。

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こちらもリフレッシュできました♪

梱包後に発送させていただきます。

今日はパーツ2個のメンテナンスの様子でした。

次はこちらのご紹介でも。。

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ではでは(^^)