ATALA Professional 入荷♪

5月は、、、

たくさんのバイクを皆様にご購入下さいまして、
驚きとともに、大変感謝しております。
本当にありがとうございます。

整備にお時間がかかってしまうのですが、、、

みなさん、

「じっくり整備をしてね!」

と仰ってくださるので大変助かっております。
重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

進捗は、、、
先週金曜日にPalettiを発送いたしまして、

次はBottecchia MS

次にMarastoni 1966y

その次はBianchi Specialissima

そしてCASATI

と進めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
m(._.)m

そんな中でも入荷は続きます^^

昨日も新たな入荷が決まりました。
久々のあのブランド。
(1960年代のレストア済み車両となります)

サイズは、
Top tube : 540mm(c-c)
Seat tube : 540mm(c-c)
と聞いております。少し大きめですね。

入荷しましたらFacebookにて発信いたします^^

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こんにちは、Anton Bicycleです。

今日は、
先日入荷したATALAの
撮影前の状況でもお伝えしようと思います^^

ほとんどが、箱から出したままの状態では撮影はできません。
かなりの時間を費やして、それから撮影。。。です。

それでは早速箱オープン。

まずは輸送ダメージがないかなどをチェック。
最近は輸送による傷などはほとんどないですね~

各パーツの汚れを洗浄します。
(作業に没頭していたので、写真はこれ一枚^^;;)

今回はしっかり油が固まっており、
すべてのパーツのクリーニングが終わるまでに数時間。。

しかし、
汚れはあるものの、かなり状態は良いです♪
油がコーティングしてくれていますね。

クリーニングを終え、フレームに組み込み、
ここは替えてこうという部分は交換します。

今回はバーテープ。

このような水色の厚手フォームタイプが巻かれていましたので、
ここはやはりBENOTTO、
オーソドックスにブルーで合わせます。


片方巻きました。
パッと明るくなりますね^^

やはりブルー、似合います♪
もっとすっきり見せたい場合はホワイトなんかも。
これは好みがあるでしょうね^^;;

しかしこのBENOTTOのバーテープ。
よくぞまあこの素材、この模様、カラー、を生み出してくれました。
と巻くたびに思ってしまいます。

水あめを練った時のようなこの模様、(若い方には分からない?^^;;)
これによりこの独特の光、輝き感を実現しています。

バーテープといえばBENOTTO!とファンが多いのもうなずけます。

さてさて、ブレーキフードのクリーニング。


汚れてますが、ほとんど磨り減っていません。
このフードはつるつるに磨り減っているものが多いですね。

シボ目の中までしっかりクリーニングして、


すっきりさわやか♪

次に色入れ。


ぺたぺた。



こういう細かいところがきれいになると
全体も整って見えますね♪

今回の撮影前のお手入れはこれで終了です。
それから撮影となります。


お写真は下記商品ページに掲載しております。
よろしければどうぞご覧くださいませ♪
(車両がほとんど売れてしまい寂しい状態です汗)


ATALA Professional 1987y

以上撮影前の整備についてでした。

毎回毎回、
このまま乗ってどこかへ行きたい気分になります^^;;

ということで、今日はこの辺で。
ではでは~^^

ATALA Professional 1987y

no727_atala_pro_515_1987y
 
 
ATALA Professional (1987y)

Seat tube 515 mm(c-c) / 530 mm(c-t)
Top tube 520 mm(c-c)
Stand over height 770mm / 775mm(ケーブル込み)
Stem 3ttt (100mm)
Handle 3ttt MOD COMPETIZIONE
Head parts Campagnolo Victory
Front Derailleur Campagnolo Victory
Rear Derailleur Campagnolo Victory
Crank Campagnolo Victory (170mm / 52t-42t)
Brake Caliper Campagnolo Victory
Brake Lever Campagnolo C-Record
Saddle selle Italia Turbo matie2
Hub F/R Campagnolo Victory
Rim F/R Fir  EL40 (クリンチャー)
Free REGINA EXTRA BX (6s/14-15-18-20-24-26)
Pedal / Strap 付属しません

 

ずっとずっと探しておりました。
ATALA Professionalの入荷です♪^o^

状態、サイズが良いものがなかなかなく、
数年?探し続けておりました。

その甲斐あって?
コンディション抜群の車両の入荷です^o^

このATALAは、単純なデザインではありますが、
バランスがうまく取れているからなのか、
本当にかっこよく見えますね♪

普段それほどバイクに食いついてこない我が家の長男が^^;;
これかっこいい!とつぶやいたほど。
ぜひとも現物を見ていただきたい車両の一つです。

撮影後に試走しましたが、
SLらしくしなやかな走りは健在♪
各パーツの機能もまったく問題なし。
Campagnolo Victory、直線基調のデザインが良いですね♪
好きなコンポです^^

タイヤはクリンチャーなのでチューブラーは心配
という方にも良いかと思います。 
 

下記Blogに少し記事を書いておりますので
よろしければご覧ください。
Blogはこちら

 

タイヤは前後とも新品に交換し、
ヘッドパーツ、BB、前後ハブはオーバーホールいたします。

ただいま作業が大変混み合っており、
整備完了まで1〜1.5ヶ月かかっております。
何卒ご理解下さいませm(._.)m
 

 

Palettiのシフトケーブル交換♪

連休明けから、

このバイクを探しています

というお問い合わせが急に増えました(@_@)

暖かくなったからでしょうか??

今までは小さなサイズばかりのお問い合わせでしたが、
ここ最近は54~56サイズのものもご要望が多くなってきました。

そのサイズでしたらかなり見つかりやすいです。
自らをErnest ColnagoというほどのColnagoコレクター数名や
50年代、60年代に強いコレクターともコンタクトが取れます。

お問い合わせの際には、
ご希望の、
・ブランド、モデル
・年代
・カラー
・コンポーネント
・ご予算
をお知らせください。
現地に投げて車両があるかをお探しいたします。

皆さんご存知のようにいつ見つかるかはまったく分かりません。
網を張って置くだけでもその確率はぐんと上がりますので、
情報を投げておくだけでもよいかと思います^^

こちらまでお願いいたします。
Anton.Bicycle@gmail.com

近々、当店のLINEアカウントも取得しようと思っております。
写真の送受信など、やはり便利ですからね^^

これはまた環境整いましたらご連絡させて頂きます。
m(._.)m

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こんにちは、Anton Bicycyleです。

今日は、、、

現在ご納車整備中Palettiの
シフトケーブル交換について記しておきます。

Palettiオリジナルのこのシフトレバー

ワイヤーが完全に隠れておりますので、


中の構造がどうなっているのか気になりますね^^

レバーのすぐ下からフレーム内に入っていくものは
結構見かけますが。

さてさて、早速分解してみます^^

まずはカンパのレバー同様サイドの固定ネジを取って、、、
これではレバーはまったく外れてきません。


ダウンチューブ裏から見たところです。
レバーにイモネジが見えますね。

これを緩めます。


レバーが外れました^^


レバーが取れたところ。

中央のつつ状のものがレバーに固定されて回る部分です。

その周りのスリーブをピンスパナで外します。


両サイドとも右ネジです。
かなりしっかりと締められています。

スリーブを取ると先ほどの筒状の芯が取れるようになります。

これにワイヤーが付いてますね〜^^


この芯にワイヤーが巻きつくことでシフトチェンジします。


ワイヤーをズルズルと引きずり出しました。

左右対称で同じ構造です。



反対までズドンと穴があいてます^^

BBも取り外して、

まるはだか状態。
ここまでやってシフトケーブル交換ができます。

それでは、ケーブルを通していきましょう。

元通してあった黒のシリコンチューブ。
これも交換しますが、まずはこれを利用して
ワイヤーを通します。

そして黒のチューブを取りはずし、
新しいチューブを差し込んでいきます。


チューブ交換完了♪


新しいワイヤーを取り付けます。

少し飛び出した頭の角は削っておきます。
こうしないとフレームの穴に入りません。

グリスをしっかり塗って、

スリーブをはめて締めこんでいきます。

レバーのストッパー位置はスリーブの締め込みで固定されるので、
まずは片側のレバーの角度をしっかり決めて固定。

それにあわせて反対側も固定します。

いいかな?^^

これでやっとシフトケーブルの交換が完了です。

この作業中にフロントディレイラーをはずしてみました。



これもイモネジで固定されていますね。
イモネジを緩めてスライドさせると外れます。

いろいろと凝ったつくりをしていますね♪

凝ったつくりといえば、
Paletti氏と親交深かったMarastoni氏が思い浮かびますが、

メカメカしく機能美を追求したPaletti氏
芸術的な機能美を追求したMarastoni氏

どちらのバイクもすばらしく、
40年経った今でも人々を惹きつける力を持っています。

当時のお二人の会話を聞いてみたいものですね^^

さて、あとはBBとヘッドを組んで、
ハブのオーバーホールでご納車となります。

急ピッチで進めますので
よろしくお願いいたします!m(._.)m

それでは今日はこの辺で。
ではでは~♪