Legnano入荷!とグリーンMarastoniの仕上げ♪

先日入荷しましたこちらのLegnano



Legnano Gran Premio 1968年

直ワンBianchiといいこのLegnanoといい、
1960年代の車両は本当に美しいですね♪

70年代になると軽さも重視されて、
さらにロードレーサー色が強くなりエアロの時代にも入っていきますが、
60年代は工芸品、美術品としても素晴らしいと思います^^

今回のLegnanoは、
レストア済みなので大変きれいなのですが、
そうは言っても一通りチェック、
細かな部分をクリーニングしまして、少し試走も^^

そして、撮影を終えました。
雰囲気抜群ですよ~♪

このバッジがよいですね♪

後ほどホームページにアップしようと思います。

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こんにちは、Anton Bicycleです。

今日は、
グリーンのMarastoniの仕上げを記しておきます。

前回メカ系のメンテナンスまで終えていましたので、
あとは細かなところの仕上げ。

ハンドル、ステムを磨いたり、

バーテープとブレーキレバーフードは、
今の味をまずは楽しんで、
それから交換を予定、とのこと。

これらはいつでも交換できますからね^^
よいご選択だと思います♪

ケーブルも張って、最終テストです。

梅雨なのに雨が降らないですね~
いつでもテストができるので大変ありがたいです^o^

昨日Facebookにアップしましたが、
車の少ない早朝にテストしてきました。


穏やかな海辺をドライブ♪

微調整を行いながら気持ちよくテストを終えました^^

今の時期は朝の気温もちょうどよいですね♪

テスト後に、仕上がりの状態ということで撮影も行いました^^
こちらにアップしております。




最後にしっかりと梱包を行い、本日関東へと旅立ちました。
大変お待たせいたしました!
到着まで今しばらくお待ちくださいませ。
m(._.)m

さてさて、
この後は、Bianchi、CASATIとご納車整備が続きます。

ここで入荷情報を少し、、

お探しの方も多い?あのメーカーの1970年代車両が入荷いたします。
人気のメーカーの人気の1970年代です。
刻印パーツもいくつか。

サイズは、シートチューブcc 490mm、トップチューブcc 510mm
との事前情報です。かなり小さいですね^^;;

入荷しましたら、
Facebook、Instagramで速報をアップいたします。

それでは、今日はこの辺で^^

ではでは~

 

Legnano Junior (650c) のフルオーバーホール②


やーっと晴れました^^

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これは今朝、海辺から撮った写真です^^

じめじめした日が続いておりましたので、
気分もすっきりします^^

まだまだ雨が降り続いているところもありますが、
こんな季節はカビが発生しやすくなりますね。

自転車もレザーのサドルなど、
汗がついたまま通気性の悪いところに放置するとすぐにカビが。。。

特にビンテージは一度乗ったらしばらく乗らない、
といったことも多々ありますので、
次乗るときに見たらサドルが白い。。。

なんてこともあります^^;;
古いチューブラーのサイドなんかもグリーンになったり。。

汗がついたら絞ったタオルで拭いておく。そしてよく乾燥させる。
カビ?と思ったらこまめに取る。

この季節は気をつけましょうね^^

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こんにちは。Anton Bicycleのヒロです。

それでは、
Legnano Juniorオーバーホール後半を。

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Legnano Junior (650c)

しばらくの間Facebookアップが続いておりましたが、
この記事を持ってこのLegnanoの作業は終了となります。

他の車両の写真、次の車両の写真が見たい…
という方もいらっしゃったかもしれませんが、
この記事が最後となりますので(^^;;

それでは参りましょう。

パーツのメンテナンスは終わりましたので、
組み付けるフレームのメンテナンスです。

塗装剥がれや小傷がありますので補修します。

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Legnanoグリーンは調色が難しいですが、
なんとか合いました。

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うっすら赤みのパールも入っていますのでそれも再現させます。

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室内じゃ分からないですね^^;;

Legnanoグリーンなどとも呼ばれるこのカラーは
光の当たり方でいろんな面影を見せてくれます。
ほんとうに美しいカラーですね♪

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赤いラインも入れなおし。
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小物も磨いて、、
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いよいよ組み付けていきます。

が、

BBのボールレースを整えておりませんでした^^;;
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この時代のワンに多いですね。。
鋳込んでそのままみたいな。。

ゴロゴロ感がものすごいので、磨いていきます。

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もう少し追い込んだら組み付け。

OKです。
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形になってきました♪

次にホイル

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今回はスポーク交換もありますのでバラバラに。

リム磨き
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ハブも磨きやすいですね^^
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磨く前後が分かりやすいかと思います。

作業途中に写真を撮りながらなので、
作業効率が下がりますが、それはそれで。。

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スポーキングは夢中になるので写真なしです(^^;;

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クイックも。

振れ取りをします。
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リム打ちが1箇所ありましたので、そこも修正済み。
捨てずに当時のものを大切に使いましょうね。

最後にケーブル。

ブレーキレバーのポジションとともに、
お写真をお送りさせて頂いて決めていきます。

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もろもろの仕様も決まり、バーテープも巻いて、、、

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ちなみに、リアは14-28tをVALENTINOで。
オーナー様お住まいの地域の激坂仕様です^^

そしてついに完成!

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下記にたくさんお写真ございます^^
http://www.anton-bicycle.jp/legnano-junior-650c-finish/

元の状態と比べるときれいになりました。

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さすがに元の写真がボロボロ?(失礼^^;;)でしたので、
購入を敬遠されていらっしゃった方も多いかと思います。

基本的に、
素材が良いもの、整備をすればきれいになるもの、
をお出しさせて頂いております。

ですので、【整備】を視野に入れて頂くと
その車両の見え方が変わってくるかと思われます。

仕上がりの想定が難しいかもしれませんので、
これはきれいになるの?ここは補修できるの?
と気になる点がございましたら、
お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

どこをどのような方法で仕上げていくかなど、
詳細なお打ち合わせもさせて頂きますので^^

以上でこのLegnano Juniorの作業は全て終了ということで。
m(._.)m

ご購入、そしてオーバーホールのご用命、
誠にありがとうございました!
どうぞご安全にビンテージLegnanoをお楽しみくださいませ♪

それでは、今日はこの辺で^^

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Legnano Junior (650c) のフルオーバーホール①

Blog記事をずいぶん書いておりませんでした(-_-)

ここのところFacebookばかりでして。
作業状況を残しておくためにも書きましょうね^^;;
いかんいかんです。

さて、
6月も今日で終わり(*_*)
一年も折り返しです。早いですね〜

ここ福岡では7月になると、
博多祇園山笠の飾り山が公開されます。

http://www.hakatayamakasa.com/kazariyama.html
市内の各地に大きな飾り山が飾られ、
博多の町が山笠の雰囲気に包まれます。

飾り山を見ると、、

ああ今年も夏が来たなぁ、ということと、
子供の頃、飾り山を見に連れていかされ、
帰りにお菓子を買ってもらっていたことを思い出します^^

今年は子供たちをつれて見に行ってみようかな。
もちろんお菓子も買ってあげないとですね^^

梅雨明けもそろそろかな?^^

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

今回はLegnano Junior(650c)の作業について
記録しておこうと思います^^;;

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Top tube:500mm(c-c)
Seat tube:490 mm(c-c) / 510mm(c-t)

このサイズのLegnanoは数も少なく希少な部類に入ります。

バーテープのせいもありますが、
写真は結構ぼろぼろに見えますね^^;;
ですが、よくチェックするとなかなかのコンディションですよ。

ジュニア用なこのLegnano、
小柄な私たち日本人にはもってこいのサイズです。
女性の方にももちろん良いですね♪

今回ご購入されましたお客様より
フルオーバーホールのご依頼を頂きましたので、
その作業を行っていきます。

さて、この車両がどう仕上がるか、私も楽しみです♪

それでは作業を進めてまいりましょう。

まずはいつものようにバラバラです。
バラバラにするのだけは作業が早いです。。
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パーツには汚れがそこそこ付いていますね。
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油などの汚れが多く付いているほうが、
それが保護膜となりパーツコンディションとしては
よい状態を保ってくれていることが多いです。

まずはクランク

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小さなぽつぽつ腐食も取り去って、

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ビスも磨きます。

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サビもなくきれいですね。

次にディレイラー

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こちらは結構腐食も進行しています。。

磨いていきましょう。
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ネジも一つ一つ磨いて…
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完了。動作もOKです^^

ブレーキレバー

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Universalのレバーは
磨くと本当に輝いてきます。

小物も磨きます。
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きれいになりました♪

ブレーキキャリパー

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洗浄してパーツをチェックしながらくみ上げ。
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(右は整備前)

きれいになると気持ちがよいですね♪

シフター

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油汚れがおおいですね。
これはきれいになりますよ^^

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保護膜が効いてました^^

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ケーブルバンド

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結構錆びてます(>_<)

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よーく見るとサビ跡がありますが、許容範囲でしょう。

以前も書きましたが、
小物がきれいになると、
バイク全体を見たときの印象がまったく違いますよね^^

おおよそのパーツはここまで。
次はフレーム、ホイル関連の作業について書きます。

実作業(現在の進行状況)は、
フレームへのパーツアセンブルが終わり、
これからホイル組み、というところです。

作業が遅く、大変お待たせいたしております。
あともう少々お待ちいただきたく思います。
m(_ _)m

それでは今日はこの辺で。