Colnago Super (1974y)

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COLNAGO Super (1974s)

Seat tube 470 mm(c-c) / 485 mm(c-t)
Top tube 510 mm(c-c)
Handle/Stem 3ttt
Head parts (ofmega)
W lever Campagnolo Record
Front Derailleur Campagnolo Gran Sport
Rear Derailleur Campagnolo Gran Sport
BB (ofmega)
Crank Campagnolo Gran Sport (53/42t)
Brake Caliper Universal CX
Brake Lever Universal CX
Saddle DONELLI
Seat Post ttt(φ27.2mm)
Hub F/R Campagnolo Record / Campagnolo Record
Free REGINA ORO (6s / 16-18-20-23-26-28)
Rim MAVIC GP4 (チューブラー)
Pedal (付属しません)

小さなサイズのCOLNAGO Super♪
オーバーホール済み

パールホワイトにブラックでモノトーンにまとめてあります。
各部の特徴からおそらく1973年から1974年にかけてのもの。

1973年以前はフォーククラウン裏のベロが無いものがある
クラウンのクローバーは1974年から
この2点からそのように判断。

写真でも分かりにくいかと思いますが、
トップチューブ、指先で示した2カ所に小さなへこみがありますが、
走行に支障はありません。

このサイズのSuperはなかなかなく、
身長165cmあたりの方にちょうどいいと思います。

MAIOCCHIさんは小柄な方だったのでしょうか^^
このネームラベルは、切り文字カッティングシートなのですぐに剥がせます。

小さなサイズお探しの方いかがですか(^^)♪

このホームページからご購入の場合は、
送料2500円となります。
(北海道、沖縄、離島は別途加算)


オーバーホール OLYMPIA(1970s)

先日とあるお客様からお問い合わせがありました。
どのくらいでオーバーホールが必要ですか?
と。。

毎日乗られる方、
週末だけ乗られる方、
週末だけだとしてもがっつり乗られる方、
さまざまです。

ですので、○ヶ月でオーバーホール!
などとはっきり言うことはできませんよね。。

乗るたびにチェックしてあげて欲しいのが本音。
グリスのこってるかな?ガタが出ていないかな?
などと見てあげて欲しいです。
グリスが減ってれば補充。汚れが気になるようであればOH。
問題なければ快調快調と喜ぶ^^

ちょっと回転が重いかな??
身体のせい?ハブのせい?
ちょっとハブのグリスを変えてみよう。
工具がない方は、ちょっとお店で見てもらお。
それでいいと思います。

普段、30年、40年前のいろいろな車両を見ておりますが、
ハブのグリスが抜けている、カスカスになっている、
それで、そのまま乗っていただろうな、
という車両はほぼ虫食いが発生しています。

丈夫なカンパといえどもグリス無しの金属同士の接触には敵わないです。。
大切なビンテージパーツ。
グリスだけは切らさないようにしていきましょう(^^)

もちろんガタも良くないですよ(^^;;

 

 と言いつつ、
自分のバイクのメンテナンスは後回し後回しになっておりますが。。。

 

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

Olympiaのオーバーホール
今回のメニューは下記

1.ヘッド組み換え
2.BB組み換え
3.ハブOH(フロント/リア)
4.フリーOH
5.手組み(フロント)
6.ブレーキシュー交換
7.ブレーキ動作調整(動きが重いので)
8.ワイヤリング(半田付け)

 

だらっと並べます。記録として。。

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1.ヘッド組み換え

もと付いていたのはofmegaのベアリングが組み込まれたヘッドパーツ
フレームに圧入されたヘッドパーツ内にベアリングが組みこまれています。
そして、フレームについた下ワンにフォークを圧入する構造です。
ですので、TOPの固定ねじを外してもフォークは下に抜けません。。

あて木をして叩きます。
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抜けました。

指でさした部分が回転します。
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カンパのヘッドパーツに組み替えます。
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ofmegaはパッキングして保管。

グリスを入れて
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2.BB組み換え

フレームのフェイシング、リーミングを終えて、
さて組もうとすると、ん?なんか変。。
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ベアリングのサイズが違うものが付属していました。。
カップのボールレースとうまく当たりません。
適正のものに入れ替えます。

ウォーターシーフと共に
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玉あたり調整して完了
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3.ハブOH(フロント/リア)

まずはホイルの状態に組んであるリアハブから
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フリーを外して洗浄

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1978年でした。

洗浄して組み込み
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次はフロントです。
こちらは手組み前のハブのみの状態です。
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1974年

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いつの間にか完了^^

 

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4.フリーOH

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汚れてますね~

EVEREST
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ギア板は一枚一枚丁寧に磨いて、、
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キレイになりました♪
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フリーは手が油だらけ、作業に夢中で写真がありません。。(-_-)
しっかり洗浄しオイル補充しております。

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ちょっと作業飛んで、、
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7.ブレーキ動作調整(動きが重いので)

動きが硬いので前後とも組みなおしてチェックしました。
バネの向きやワッシャーの位置などを修正。

ピカピカに磨かれたキャリパー
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ですので、傷をつけないように慎重に作業しました^^

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6.手組み

いきなり完成。。^^;;
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8.カンパフード交換

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白から茶へ交換。
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ワイヤーの半田処理も終わりましたので、
あとはブレーキシューの交換して調整、完了。となります。
週末の納車までにしっかり仕上げさせて頂きます^^

だらだらーっと書きましたが、メモ代わりということで。。

今日はこの辺で^^
ではでは♪

 

 

ATALAのレストア完了です♪

 福岡は毎年この時期になると、、、

びんつけ油の香り。

そうです、九州場所の季節です^^
福岡のあちこちで相撲部屋の旗を多く見かけますね。
もちろんお相撲さんもお見かけします。
やじろべぇみたいにママチャリに乗ってたりですね^^

このびんつけ油の香りがすると、、
物心付くか付かないか、の頃を思い出します。
保育園の近くに相撲部屋があったんです。

母に手を引かれていたその時の情景がパッ
と頭に浮かんでくるんです。

いつしか、音の記憶、というお話をしたかと思いますが、
香りの記憶、も鮮明なものですね。
みなさんもおありですか?香りの記憶^^

 

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こんにちは、Anton Bicycleのヒロです。

ATALAのレストア
いよいよ最終回でございます。
かなり作業を中断しておりましたが、なんとか完成へ。。。

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これは入荷時の写真

それでは、
残りの作業をずらずらと並べていきます。

 

ハブのコーン
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1962年(52年前)
コンディション抜群

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BBにもATALAの文字が

クイックもオーバーホール
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GNUTTI

LIC CAMPAGNOLO
の文字が見えますね。
「このクイックのライセンスはカンパにありますよ」

 

振れ取りも終えたホイル。
やはりフレームにつけてみたくなるもので・・・
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やっと形になってきました^^
自転車の形になるとワクワクしてきます♪

 

付いていたフリーは中のあぶらがガチガチに固まっていて
ほとんど固定ギア状態でした。
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オーバーホールし、新しくあぶらを入れて復活。
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足に優しい歯数です^^

オイルだけだとラチェット音がカリカリとうるさいので、
ラチェット部にはグリスを入れておきました。

音があった方が記憶には残るのかな?なんて^^

 

Mafacブレーキのワイヤーも磨いて。。
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フレームも最終チェック
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OK

 

やはりタイヤもはめてみたくなり。。
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60年代の香りがぷんぷんします。良いですね♪

ワイヤリング、バーテープ、サドル、、、
で完了です!

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お写真を商品ページにアップしておりますので、
よろしければご覧下さいませ。
m(._.)m

それでは今回はこの辺で。

ではでは♪